3月22日からハーバーヤード各所でオリンピックに伴う各種工事が本格化します。
昨年の延期決定以前に工事を終えてそのまま一年間存置された仮設建物もあれば、延期決定後に一旦解体し、改めて建てるエリアもあります。地面に基礎を設置したり、ケーブルを埋設したり表面を整える工事、セキュリティ関係、通信関係、装飾関係等の工事は多岐にわたります。
また、これら組織委員会の仮設工事とは別に、恒久的な工事として係留クルーザーポンツーンの鉄柱嵩上げ工事やクルーザー陸置ヤードで発生する汚水が海に流れるのを防止する分離側溝工事も同時進行で行われる予定です。
一言で言うと、ヨットハウス内を除きヤード全体が、ほぼ全て工事エリアとなるイメージで「工事ラッシュ」となります。
これら工事に伴い、組織委員会が工事エリアへの立ち入りにセキュリティフェンスや警備員を配置することになりました。
ただ、5月15日までは係留クルーザーの利用があり、その他にもセンタープロムナードを利用する観光客もいます。また、レストランやマリンショップ、修理工場も営業しているので、その動線を確保した上でセキュリティをかけるそうです。
その他にも今後各所で規制が次々にかかり、最終的に海外チームの受け入れが始まる予定です。(なお、これらの予定は現時点でのものであり、あくまでオリンピック開催を前提としたものです。)