2020年オリンピックセーリング競技に先立ち、2018年にプレプレとワールドカップ、2019年にプレとワールドカップが開催される予定ですが、そのまた前哨戦ともいうべき大会が今年から既に始まっています。
先月に「470ジュニアワールド」が開催され、今月の16日から24日にはオリンピックセーリング10種目のひとつである「RS:X」というウインドサーフィンの世界大会がハーバーを拠点として開催されます。
世界各国からのエントリーは約180艇になります。プロムナード仮設バースに3段ラックが組まれそこに収められ、プロムナードの入口側約半分は海外チームの選手村状態になっています。同時に練習も始まっていて、江の島ヨットハーバーでは通常見慣れないウインドの出艇が見られます。ディンギーと違いウインドはセイルが常に立ってないため、陸上でのフィッティングにはそれなりのスペースが必要で、バースやスロープの調整、通路の確保等が課題です。また、言葉の壁(微妙な意思の疎通)や砂浜とハーバーとのルールの違い、文化の違いに直面しているのが実状です。その他にも色々な課題が見えてきて、これらを一つ一つ「プラクティス」することにより、来年、再来年そして本番に繋がると思っています(・・・思わず英単語が飛び出してしまいました!)ただ、センタープロムナードを利用する一般の方々や在港艇の方々の通常の利用に関しては、ご不便をおかけすることは確かなので現在精一杯の調整中です。また、ここへ来て「台風18号」の急カーブ接近です。明日の時点で台風の進路予想がほぼ把握できるので、ハーバー全体の荒天対策と漁船の避難入港も加えて最終の調整を行う予定です。